学校の帰り道って、振り返った風景なんだな。行くときは目的意識があるけど、帰り道は「帰るところがある」という安心感があるんだ。待ってくれている人がいて、家がある、寝るところがある。きょうだいがいる。晩ごはんのしたくができている。そういう絶対的な安心感が、学校から解放された帰り道に、むくむく、起きあがってくる。(本文より)
待望の新連載 「あゝ学校の帰り道」 vol.1 東京羽田・谷中